› ハナブサ 時と宝石のブログ › 時計修理相談 › 時計の裏ブタ保護シールは剥がしてますか?
2013年02月09日
時計の裏ブタ保護シールは剥がしてますか?
全ての時計ではないですが
新品の時計をお買い求めになられた時
裏ブタに透明、あるいはブルーの保護シールが貼られていることがあります
これは 輸送中や店頭で時計を保管している時に
バンドと擦れてキズがつかないようにするためです
販売時にその説明が無いために
シールが貼られていることすら気がつかず
そのまま着用を続けられるお客様が意外と多いようです
確かにシールが貼ってあると 「小キズ」予防にはなりますが
時計の装着を繰り返す内に
シールとケースの間に汗が入り込んでしまい
その汗はなかなか外に出られず
裏ブタにサビが発生してしまうことがあります
あるいは シールの接着剤そのものの劣化が原因で
裏ブタがシールの形状そのままに変色している時計も見受けられます
時計クリーニング後の写真ですが
ケース裏ブタの一部が少し黒っぽくなっています
サビの為 表面処理が剥がれてしまっている為です
大切な時計にキズがついてしまうのは悲しいですが
サビてしまうほうがもっと悲しいですね
「裏ブタシールを剥がしたくない」
という方はシールの劣化具合、
汚れの入り込み具合に耐えず気を配り
裏ブタがサビないよう 十分お気をくけください
この写真のダンヒルの時計のメンテナンスの
ビフォー&アフターはこちらから御覧ください
ダンヒルの時計サビでバンドが壊れる前に
【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
Posted by hanabusa at 11:42│Comments(0)
│時計修理相談