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2013年01月25日
正規品の時計VS並行品の時計の修理
並行輸入品と正規品
時計をお買い求めになるときの 判断基準のひとつになりますね
価格を比較すれば 並行品が安い
信頼性は正規品
・・・ここまで理解されている方が大半
でも近年、メーカー側や正規輸入代理店側も
年々増えていく並行品に対抗して策を立てるところが増えてきました
【対策その1 正規品と並行品の修理料金が異なる】
・例えばタグホイヤー
タグホイヤーサービスセンターでは2012年12月以降
正規品であれば¥21,000で受け付ける分解掃除が
並行品になれば¥31,500となっています
正規品であるかどうかは
時計の型番・シリアルナンバーで判断されます
【対策その2 並行品の修理は受け付けない】
・例えば フランクミューラー
フランクミューラーのショップでは
正規品でなければ受付そのものを拒否します
シリアルナンバーで正規品か並行品かは判断されます
・例えばテンデンス(上写真のブランド)
テンデンス取り扱い店であっても
シリアルナンバーで管理されていないので
正規代理店で購入した保証書がなければ受付てくれません
ですからこのタイプの修理システムの保証書は
保証期間が過ぎても大切に保管しておいてくださいね
メーカー修理が無理なら
ハナブサのような町の時計屋さんにお願いすればいい
と思っていらっしゃいませんか?
有難いのですが・・・
実は 出来るものと出来ないものがあるのです
機械の不具合は何とかなるものが殆どなのですが
純正ガラスや純正リュウズ(時間合わせのボタン)そして純正バンドなどは
メーカー修理でないと調達出来ない場合が殆どです
新しく時計をお買い求めになるとき
メンテナンスについてしっかり確認することが必要になってきます
選択肢や情報が多い今 正しい情報で
後悔しないお買い物をしていただきたいものです
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Posted by hanabusa at 19:26│Comments(0)
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