女性に人気のエルメスの時計
クリッパーコンビのベルト部分です
腕に直接触れる部分が
汗などの影響で
青サビになってしまっています




時計の調子がいくら良くても
ケースやベルトがこうなってしまっては
悲しいですよね
でも　こんな症状は
このお客様だけのものではありません



ご自分の時計が汚れてしまっていることは
意外と気付かないようです

当然　裏ブタと本体の間にも汚れが
入りこんでしまっています




この時計（エルメス　クリッパー）は
外装の汚れはありましたが
ムーブメントの診断結果は良好でしたので
今回は分解掃除ではなく
電池交換と時計クリーニングのみ
でメンテナンスさせていただきました
分解掃除の4分の１のお値段です


ハナブサの願いは
こうなる前（汚れでサビる前）に
時計をクリーニングしていただくことです




サビの事を腐食といいます
文字通り　サビが進行すると
金属の表面があたかもかじられたように
ぽっかりと穴があいてしまうのです




経験上　一年に一回の割で
外装をクリーニングしてあげると
殆どサビることはないようです
（個人差、時計差はあります）