2016年02月06日
花珠真珠と虹色の真珠イリスパルーレ
真珠の価値を決めるひとつの方法として「花珠真珠」というものがあります。
真珠の中でも「まきの厚さ」「てりの強さ」「キズの程度」「形」が下記のような評価材料になります。
巻き:表面の真珠層が厚いもの
てり:強い光沢
傷:無傷あるいは微小な傷
形:真円あるいは真円に近いもの
でもこれらは 数値で表されるものではなく、捉えようによってはとても曖昧です。
その上、様々な鑑別期間から花珠鑑別書が発行されているため、一言で「花珠真珠」といってもその品質は様々になっています。
上の写真の真珠は「花珠真珠」ではありません。
「巻き」も「てり」も「花珠真珠」の最高ランクに匹敵しますが、形が真円では無いからです。
真珠層の「巻き」を厚くするため 母貝の中で年月をかけて育てていきます。
何月をかければかけるほど 母貝に負担がかかりますので途中で母貝が死んでしまうなどのリスクは高くなりますが、その中で生き残った母貝は巻きが厚く、強いテリの美しい真珠を生み出してくれます。
ネックレスにすれば年間400本ほどしか生産できない 貴重な真珠
それがイリスパルーレです
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