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2015年11月17日
琥珀色ってどんな色?
むか~しむかし 「琥珀色の日々」というサントリーのCMソングが
♪これが恋というのなら~これが恋というのなら♪ と流れていましたが
ご記憶にありますでしょうか
40歳以下には厳しい質問ではありますが・・・
琥珀の深くて透明な色がウイスキーの色を連想させるので出来たCMソングです。
日本における琥珀の岩手出身の宮沢賢治は
童話集「注文の多い料理店」の中の「水仙月の四日」で
まもなく東のそらが黄ばらのやうに光り、琥珀いろにかがやき、黄金に燃え出しました。
丘も野原も新しい雪でいっぱいです。
という表現をしています。
「琥珀」そのものの 色合い、透明感が賢治の心を揺さぶったのだと思いますが
琥珀という漢字も読み方も魅力を感じます。
中国では昔 琥珀は虎が死んで変化したものとして「琥珀」という漢字が出来たとか
でも実は 世界中では上の写真にあるように琥珀には色々な色があります。
乳白色のミルキーアンバーやグリーンアンバー、レッドアンバー等
産地や琥珀の年代で色々な色あいがあります。
賢治が表現した琥珀色を探して見るのも楽しいかもしれませんね
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Posted by hanabusa at 18:06│Comments(0)
│宝石雑学