新学期が始まります



　キ～～～ンコ～ンカ～～～ンコ～～ン　
学校の始業や終業の合図に使われている
「ウェストミンスター・チャイム」
といわれるの鐘の音




原曲はヘンデル作曲の
オラトリオ「メサイア」の中のアリアですが
４つの音階だけで　美しいメロディーを
かもし出しています




時計の構造を複雑にしなくても
最低４個の棒リンがあれば

この曲を時報にすることが出来る
というわけで　時計のチャイムには
このウェストミンスターチャイムが
よく使われるようになりました


　　　


棒リン・・・・ＮＨＫのど自慢などで
　　「キンコンカンコン♪　おめでとう」
　　「カ～～～ン♪　残念！」　　　　　　　　　　
　　と鳴らすあの鐘の棒の超ミニチュア版です
　　上の写真では黒い金属の棒が棒りんです




もともとは　
イギリスの国会議事堂の
時計塔ビックベンで使われていました
ビックンベンのある
ウエスト・ミンスター地区にちなんで　
「ウエスト・ミンスターチャイム」と呼ばれる
ようになりました




日本の学校では　
警報のような　「ジリリリ～～～」という音が
使われていましたが　戦後まもなく
「もう少し優しい音を」
という要望から
このチャイム音が使われるようになったそうです




「ウエストミンスター・チャイム」の音と共に
蘇る懐かしい学生時代の思い出には
どんな　あなたが登場しますか　?