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2016年11月19日
電池の安全装置が働くと液漏れする!?
毎日、何十点もの腕時計の電池交換をさせていただいておりますが、そのうち何パーセントは電池からの液漏れをおこしています。
液漏れをしている時計は、機械内部が汚れてしまったり、電池接点も汚して接触不良になったりしますので、分解掃除が必要になります。
電池交換だけで済むと思っていた時計の修理が思わぬ大出費になってしまった!!
という経験のあるユーザー様も多いのではないでしょうか?
様々な技術が発達しているのに、何故液漏れを予防できないのか?
と疑問に思われるでしょうが、液漏れは電池の破裂を防止するための安全装置が働いた為なのです。
使用中の電池や使用後の電池は内部でガスが発生し続けています。
ガスの発生が一定以上になってしまうと電池内部の圧力が上昇し、電池が破裂してしまいます。
この破裂を避けるために、安全にガスを抜くように「液漏れ」をおこすようにしています。
確かに、腕時計が破裂したら恐ろしいですが・・・
液漏れを予防する為に、下記ご参照ください
大切な時計の電池が液漏れをしないために
・時計が止まったら出来るだけ早く電池交換をする。
・時計が動いていても前回の電池交換から24か月を経過したら電池交換をする。
・ダッシュボードの上など高温になるところに時計を放置しない。
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Posted by hanabusa at 17:27│Comments(0)
│時計雑学