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2016年08月13日
End of life(エンドオブライフ)と 電池交換

End of life・・・・ 「人生の終わり」「人生の最終段階」
「お盆」になりました。
今は亡き大切な人やご先祖様に思いを馳せ、「生と死」を考える機会です。
最近では 「終活」や「エンドオフライフケア」など 死ぬことを考えることにより、どう生きていくかを考える前向きな提案が増えてきました。
元気な時だからこそ 話せる事かもしれませんね。
ところで・・・
「End of life」という言葉は時計の機能にも用いられています。
略して EOL
まさしく 「(電池式)時計の人生の終わり」を知らせる機能です。
通常1.55Vの電池電圧が 1.35V~1.4Vに下がった時、針の動きを変えて電池寿命が近いことを知らせてくれます。
それまで1秒毎に針が進んでいたものが、突然数秒ごとに動くようになります。
音で表現すれば・・・
チッチッチッチッチッチッ
と動いていたものが
チチチッ・・・チチチッ・・・
といった動きになります。
秒針の動きは変わりますが、時間は狂いません。
この動きが始まったら 数日から1週間で止まってしまいます。
全ての時計にこの機能が備わっているわけではないので、長年時計を愛用されていた方でも 初めてこの動きを見たときは「壊れてしまった


と慌てられる方が多いようです。
慌てず、焦らず、でも出来るだけ早い機会に電池交換をされてください。
放置すると液漏れのリスクが高まります。
電池寿命のエンドというだけで、時計そのものはまだまだ動き続けてくれるはずですから




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Posted by hanabusa at 18:05│Comments(0)
│時計雑学