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2015年04月29日
優雅なデザインのキャリッジクロック(馬車の時計)

とっても素敵な時計のメンテナンスです。天真別作を含む分解掃除です。
機械式時計の歴史は教会の塔時計から始まり、ホールクロックの発展へ繋がっていきました。そして、18世紀頃には軽量化・小型化がどんどん進み貴族社会では装飾性の豊かなキャリッジクロックが流行しました。馬車(carriage)で旅行するときに携行したことからこの名がつけられました。今で言うトラベルウォッチですが、貴族社会ではある種のステータスシンボルになっていたようです。
貴族といえば・・・フランスやイギリスが思い浮かびますが、キャリッジクロックもフランス製やイギリス製が殆どです。お預かりした時計は天使が描かれた文字盤に LONDON と記載されています。やはりイギリス製

機械が動く様子は上部の窓から確認できます。

高さ15cm前後の小さな小さな時計ですが、当時の時計師達が技術の粋を集め完成させていき、その後の時計の発展にも大きな影響を及ぼしました。この時計が部屋にある生活なんて!とっても憧れます。

アンティーク時計のメンテナンスについて
メンテナンスの注意事項はこちらをご参照ください→ http://mbp-fukuoka.com/hanabusa/column/8296/



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Posted by hanabusa at 13:40│Comments(0)
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