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2013年10月02日

独立時計師の仕事は屋根裏部屋!?

独立時計師の仕事は屋根裏部屋!?

読書の秋、芸術の秋・・・
仕事がはかどる季節になってきましたが
皆さんのお仕事はどのような場所でされていらっしゃいますか?


実は
18世紀のスイスでは 
屋根裏部屋(キャビネット)を工房・アトリエにしている職人さんが
多い職業がありました
伝統的な時計工芸技術に精通し
卓越した技術をもった時計職人さんたちです
彼らは キャビノチェ(cabinotier)と呼ばれていました
窓から差し込む自然光と静けさが
仕事に向いていたのかもしれませんネ


殆どが個人レベルの工房でしたので
時代の流れと共に
大手メーカーやブランドの取り込まれていってしまいました


しかしicon67
企業家されたメーカーでは
時計師の名前が時計に刻まれることは無くなり
採算性の低い時計は作ることが出来ず
「作りたい時計」を作りたい時計師さんは
企業を離れて 独立して時計を制作する道を選びました
それが 独立時計師さんのはじまりです


1985年には通称アカデミーと呼ばれる
独立時計師さんたちの共同体が結成されました
その作品は
通常の時計には見られない個性豊で
そして高い技術の時計ばかりです
年間生産量は極めて少なく
時計好きさんにとっては憧れの時計といえるでしょう



最初の写真
機械式の時計が好きな方は「あれ?!」face08
と思われるでしょう



これは 独立時計師のひとり ポール・ゲルバーの作品です
2つのローターを備えたユニークなモデル、レトロツインで特許を取得しています
このローターはプラチナ製に天然ダイヤモンドがはめ込まれています
究極の贅沢といえますね







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Posted by hanabusa at 18:02│Comments(0)時計雑学
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