デパートのお中元カタログが
もう随分前から届けられています





カタログの表紙には
２００９年夏の贈り物と書かれていて
夏の代表　朝顔が色とりどりに描かれています
中をみると
インターネットでの注文期間は
５月１５日～８月３１日までと
３か月半の長期間　！




そこで　最近よく聞かれるのが
「お中元っていつ送ったらいいの？」です




「中元」は道教の三官信仰が
もとになっているそうです





三官（三人の位の高い人）は
「上元」は１月１５日生まれの長男
「中元」は７月１５日生まれの二男
「下元」は１０月１５日生まれの三男
の位の事ですが



神通力のある三兄弟の誕生日には
盛大な祭りがおこなわれていたとか





たまたまお盆と
二男の誕生日が同じだったことから
お盆の行事のうち
親や親戚、お世話になった人にうどんや米を贈る
「盆礼」が「中元」と呼ばれるようになったようです





ですから　お中元の本来の意味を
大切にするのなら

７月１日～１５日
（西日本では８月１日～１５日）前後が
望ましいということになるのでしょうか



　


お中元商戦も大変なのはわかりますが
その期間をあまり　長くしてしまうと
お中元そのものが
廃れてしまうような危惧を覚えます





儀礼的なお中元なら
必要ないかもしれませんが
「お陰さまでこの半年も元気でやってこれました
あなた様もどうぞ元気でお過ごしください」
そんな気持ちと言葉が飛び交う
日本って素敵だと思いませんか？