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2009年08月07日

長崎の原爆~落下傘付き爆弾

長崎の原爆~落下傘付き爆弾
毎年 この時期になると
我が家のお姑さんは
戦争の話をします






現在84歳の義母は
最近 色々物忘れをするようになりました
けれど 8月9日午前11時2分
何をしていたか何を思っていたか
はっきりと覚えています





長崎の原爆~落下傘付き爆弾
そんな義母の思いを
数年前に 西日本新聞さんが
シリーズ 戦後60年 私の8・15という
特集で記事にしてくださいました





女学生だった義母は
佐世保市にあった海軍の統括機関の防空指揮所で
各地の砲台からの情報を
電話で受ける任務に就いていました





大村(長崎県)の砲台から
「落下傘付き爆弾がゆらゆら揺れている」
という電話連絡を受け取ったのが
義母だったそうです





当時、原子爆弾という言葉はなく
広島に投下された翌日
「落下傘付き特殊爆弾」と呼ぶように
という指示があったのです






何度も義母から聞かされていた
当時の話ですが
この記事を 改めて読んでみると
今まで想像していたものとはまた違った
当時の義母の姿や心の動きを
感じとることができました




この記事を執筆してくださった
西日本新聞さんに
改めて感謝申し上げます






戦争体験者が少なくなってしまった今
我々 戦争を知らない世代が
次の世代にどうやって伝えていくか
真剣に考えていかなければいけない
時が来ていますね







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Posted by hanabusa at 18:30│Comments(16)ヨモヤマ
この記事へのコメント
昨日母と長崎へ行きました。藤城清治さんの影絵展を鑑賞しました。


藤城さんは長崎の一本足の鳥居や広島の原爆記念病院も作品にされていました。

ちょうど昨日が広島に原爆が投下された日…。


ただ作品に感動するだけでなく、被爆された方、命を落とされた方へこれから私達が戦争のない世の中へしていかないといけない、知らなければいけない、考えなければいけないと思いながら見て来ました。
Posted by ラムレーズン at 2009年08月07日 19:49
私の叔母は天草からきのこ雲が見えたと言ってました。はじめて見た変な雲にただ事ではないことを子供心に思ったそうです。私も、これからも二度と同じ間違いを繰り返さない為に語り継がれていかなくてはならないと思います。
Posted by yuimama at 2009年08月07日 20:38
私は、バスガイドさんに教えて頂いた歌を思いだします…

『故郷の町焼かれ…』と悲痛な叫びからはじまり…最後は復興させる歌でした…
Posted by ふたば・ひなのパパ at 2009年08月07日 20:40
そうですね。
最近のテレビなどでも取り上げられている問題ですよね。体験者の高年齢化が進み語り継ぐ事が出来なくなる…。だからこそ、私達も知らなきゃ、教えなきゃいけないんだと思います。
Posted by at 2009年08月08日 00:31
ご家族のお義母様が体験されたのなら本当に身近に感じられますね。
私の家族も戦争を知りませんが、でも未来の子供達へ、親としてきちんと学習して語り継いでいかねばと思ってます。
PS。遅くなりましたがお気に入りに入れてくださってありがとうございました☆私も登録させていただきましたので今後ともヨロシクお願いします(^-^)v
Posted by ふうちゃんママ at 2009年08月08日 01:39
あの時、日本のあちらこちら焼け野原になったんですね
博多も・・・
お年よりも、赤ちゃんも、男も、女も
誰もが恐怖の中で日々を送って・・・

終戦後から現在迄
介護と、ブライダルの家族に関わる仕事をとおし
戦争や、その後の再生の中で
多くの家族に変化が生じ
立ち直った家族、未だに影を引きずっている家族様々です

すばらしいお年寄りに会い、人生の経験をお聞きする時
どの方も、強く、明るく、何事も人のせいにせず
逆境に立ち向かい、自分の人生を切り開いてきたことを
学ばせていただくのです

人生を良く生きるとはそんな事かな~って最近強く思います
自分に降りかかってきた事から逃げず、立ち向かう
お年寄りのお客様から学んだ事です

はなぶささんの義母さまもきっとそんな方ですね
勝手な想像ですが・・・
Posted by 天使の鈴 at 2009年08月08日 07:27
*ラムちゃんへ*
お若いのに 感心 感心(^^)
藤城 清治さんの影絵は ドラマチックです!

戦争がいけないことは誰でもわかっていることですが
それを より強く心に届けるため
絵や写真、文章、そして影絵など
才能のある方が表現してくださることは
とても 大切なこと!!ですね
Posted by hanabusahanabusa at 2009年08月08日 08:17
*yuimamaさんへ*
叔母様はきのこ雲をご覧になったのですか?!

九州では何らかのかたちで
原爆にかかわりのある方が多いですね
実体験していない 悲劇を
きちんと語りついでいくことは難しいかもしれませんが

何百年も先 戦争の話が「はるか昔のこと・・・」と
神話のように語られる世界になれば 最高だと思います
Posted by hanabusahanabusa at 2009年08月08日 08:25
*ふたばひなのパパさんへ*
人間の強さに感激します
まだまだ 数十年前の出来事ですよね
復興のスピードはすごい と思います
Posted by hanabusahanabusa at 2009年08月08日 08:28
世界で唯一の被爆国だからこそ
もっと声をあげていかなきゃ。
戦争の生の声を聞ける
最後の世代として
ずっしりとした責任を感じます。
Posted by さすらう女 at 2009年08月08日 09:22
*悠さんへ*
目を背けることは簡単ですが
つらくても過去の誤りや現実は直視しなくては
いけませんね!
Posted by hanabusa at 2009年08月08日 09:44
戦争を体験してきた方の生の声を聞けるのは

限られた時間になってきています。

今のうちに戦争を知らな僕たちの世代が

その声をしっかりと記憶し伝え続けていかなければ

ならないと思います。
Posted by ほりねこほりねこ at 2009年08月08日 10:34
*ふうちゃんママさんへ*
戦争を知らない人が 増えることは
幸せな事ですね
幸せであることをあたりまえと思わない
真摯な気持ちを持ち続ける・・・そのことが
大切で難しいと思います
Posted by hanabusa at 2009年08月08日 13:40
*天使の鈴さんへ*
ご来店いただいたのですね!!!

すみません
セールに走り廻っていました
せっかくお越しいただいたのに
お会いできなくて残念です

<何事も人のせいにせず
本当にそうですね
きちんと向き合って 言い訳をしなくて
すむ人生を送りたいと思っています
Posted by hanabusa at 2009年08月08日 13:46
*さすらう女さんへ*
<ずっしりとした責任
まさにそうですね
責任ははたさなければ !!
Posted by hanabusa at 2009年08月08日 13:49
*ほりねこ先生へ*
「戦争をしらない子ども達」が
大人になって 何をしなければならないか!
ですね
記憶力は乏しいけど? 頑張って
子ども達に伝えていきたいです(^^) 
Posted by hanabusa at 2009年08月08日 13:51
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