震災の影響で電波時計が受信できない?
日本の電波時計は
福島県の
大鷹鳥谷山(おおたかどややま)送信所と
福岡・佐賀県境の羽金山(はがねやま)送信所の2か所から
発信されている標準電波を受信して
正確な時を調整し続けています
ところが 福島県の大鷹鳥谷山(おおたかどややま)の送信所は
福島第一原発から17キロのところにあり
20キロ圏内に出された避難指示で職員全員が避難
高電圧の設備もあり無人では運用できない為
停波しているそうです
福岡・佐賀県境の羽金山(はがねやま)の電波は
従来通り発信しつづけていますので
こちらの電波を受信している時計は
全く問題ありません
東日本の電波時計は全部電波を受信しないかというと
そうでもありません
下の地図をご覧ください
東と西 2局の送信所対応の電波時計であれば
九州送信所を中心に半径1000~1500km程度は
九州の電波を受信することが可能となります
自動選局の時計が多いと思います
受信状況があまり良くない場合は
電波時計の置き場所と使用場所
パソコン、エアコン、蛍光灯、テレビなど
雑音(ノイズ)を発生するものからは遠ざけて
九州の方向を向いた窓際などに置いてみてくださいね
九州電波が届かない範囲の方の電波時計の場合
通常のクオーツ時計としてちゃんと動いてくれています
時計の種類にもよりますが
月に数秒とか年に数秒の狂いが生じるかもしれません
カレンダー表示があるものについては
短い月の翌月には持ち主さんが調整しないと
1日日にちがズレてしまうかもしれません
↑【訂正】シチズンさんに確認したところ
全機種パーペチュアルカレンダーですので
カレンダーは心配しなくてよいそうです
電波時計には 手動で時刻合わせをする機能が
ついているのがほとんどです
どうしても時間のズレ、カレンダーのズレが気になる方は
それぞれの取り扱い説明書をご覧ください
ちなみに シチズンさんではこんな記載があります
⇒
電波時計の手操作による合わせ方
こんな時は出来ないことを数えるのではなく
今までの便利さを再認識し 出来る事を見つけて
いきたいものですね
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