皮から革へ~ なめし技術のお陰です

hanabusa

2016年06月12日 13:49



「皮」をなめして道具として使用できるように加工したものですが「革」。
ですから、「時計皮バンド」ではなくて「時計革バンド」が正解

ピッグ(豚)、カーフ(子牛)、コードバン(馬の尻)、リザード(トカゲ)、シャーク(サメ)、オーストリッチ、カイマンワニ、クロコダイル、ガルーシャ(エイ)・・・
まるで動物図鑑のような 名前が並びますが・・
実は これらは全て時計の革バンドに材料として使用されているものです。
自然との共存の中で人類が見つけ出した天然の素材達。命あるものからいただく大切な資源です。



今回、ブルガリ・ソロテンポ用にオーダーいただいた革バンドはシャークでお作りさせていただきました。
ステッチの色はバンドの革の色と敢えて違う色を選び、ステッチを強調しています。
オーダーバンドをお作りするとき、形状はそのままで色・素材・ステッチを変えるだけで随分と印象が変わってきます。


純正の尾錠(止め金具)があればそれを利用させていただき、革バンドのブランドイメージを損なわないようにするのがお勧めです。
それぞれの革の特徴を確認し、お気に入りの1本を見つけてください。

私の中でのマイブームは写真のシャーク革。
ちょっと大人のイメージの高級感のある革バンドになります。

   





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