さくら色
セイコーアルバの腕時計です
日本の伝統色「かさね色」シリーズ
「桜」となっています
赤色に白のトリミング(縁取り)の
この時計バンドがなぜ「桜」なの?
不思議に思って調べてみました。
「桜色」とは 桜のような色。薄紅色。
今思い浮かべるのは
ソメイヨシノが殆どだと思います
しかし 桜色という言葉が生まれた時代には
まだ ソメイヨシノは存在せず
山桜 を意味していました。
赤い若葉(緑色ではないのです)の上に
白い花 を咲かせた
山桜 を表した色目を
「桜がさね」 と言いました
平安の十二単衣の色目の
組み合わせのひとつとして使われたようです
ちなみに ヨシノザクラ は
江戸時代に江戸の「染井村」の
造園師や植木職人さんによって
育成された「吉野桜」ということで
「染井吉野」といわれたそうです
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