競泳のタイムは「100分の1秒」な訳~「金メダルおめでとう」に寄せて

hanabusa

2016年08月07日 15:56



萩野公介選手 リオオリンピック400m個人メドレーの優勝!
おめでとぉぉぉヽ(゚▽゚)(゚▽゚)o∠※PAN!。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚★゚'・:*

記録は4分6秒05

現在水泳の記録は100分の1秒単位で争われていますがこれには歴史があります。
1972年ミュンヘン・オリンピックの 400m個人メドレーで 4分31秒98の記録で2名の選手が同時にゴール
ルールに従って1000分に1秒単位の記録を元に1000分の2秒差で金メダルと銀メダルに分かれました。

けれど このことが物議を醸しだしました。
「水のうねりなどによってコースの条件は異なるのに、1000分の1秒単位で争うことは公平なのか・・・」
国際水連はルールを改正し
「100分の1秒単位で同タイムの場合は同着とする」
となりました。

この改正ルールによって 1984年のロサンゼルスオリンピックで女子100m自由形決勝で2人の金メダリストが誕生しました。


今回、萩野公介選手 瀬戸大也選手お二人の同タイムによる金メダルにはなりませんでしたが、試合後の瀬戸選手の前向きな発言に胸キュンとなりました。
選手のみなさんの努力にエールを送ります。


   

関連記事