金メダルの価値~5億7000万円?
連日熱戦が繰り広げられているリオオリンピック。
いささか寝不足気味~~~~な方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
オリンピックの度に金メダルをお金に換算すると・・・という記事が必ず登場しているような
春や秋の叙勲の勲章の価格はあまり取沙汰されないのに「金」という言葉の魔力でしょうか?
今回のメダルはオリンピック史上一番重い金メダルと言われています。
直径8.5cm 500g
IOCの規定では 6g以上の金が使用されていることが条件だそうです。
・・・ということは メダルは純金ではないので、換金しない方がよいということになります。
←当たり前デスネ
ところが!
同じメダルでもノーベル賞の金メダルがオークションにかけられたことがあります。
受賞者が存命中にメダルを競売にかけたのは初めてで当時話題になりました。
NAの二重らせん構造の発見者でノーベル賞を受賞した研究者のジェームズ・ワトソン氏です。
このときの落札価格が5億7000万円。ロシアの富豪・ウスマノフ氏が落札しました。
この話には続きがあります。
ウスマノフ氏は「
卓越した科学者がその功績を表彰するメダルを売 却するような状況は受け入れ難い」「ワ トソン博士の功績は、私の父親の死因となったがんの研究に寄与した。 」
としてメダルをワトソン氏に返却しました。
かっこいい~~~
オリンピックのメダリストも入賞者も一過性にもてはやすのではなく、生涯にわたってその能力を活かしていける環境づくりが出来る社会になれば素晴らしいですネ!
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