♪笹の葉さらさら♪ の「すなご」とは

hanabusa

2016年07月02日 19:21



童謡は正式な題名が分からなかったり、歌詞を間違えて覚えていたりが意外と多いようですが、「たなばたさま」の歌詞は短くても季節限定で歌われるせいか意味不明でもスルーされているようです。

♪ ささのは さらさら のきばに ゆれる
おほしさま きらきら きん ぎん すなご ♪

♪ ごしきの たんざく わたしが かいた
おほしさま きらきら そらから みてる ♪

ひらがなで頭に入ってくると 余計に分かりにくいですが、

♪ 笹の葉 さらさら 軒端に揺れる
お星様 きらきら 金銀砂子 ♪

ですので・・・hanabusa的には「金銀砂子」に注目
コトバンクによれば・・・
砂子とは
1 砂。いさご。まさご。
2 金銀の箔を細かい粉にしたもの。蒔絵 (まきえ) ・色紙 (しきし) ・襖紙 (ふすまがみ) などの装飾に用いる。
だそうです。


↑以前 お仏壇のクリーニングの浄美堂さんとのコラボで作った金箔ストラップ。
息を留めて作業しないと飛んでいっってしまう軽くて繊細な金箔。
それをさらに 細かくした粉が「砂子」
確かに砂より小さいし、軽い

この歌は昭和16年3月発行の『うたのほん』 国民学校初等科第二学年用に掲載されそうです。
今よりずっと ずっと夜空に星が輝いていた時代
天気の良い日の 天の川は 天から星がきらきら降ってくるように輝いていたのでしょう。
「金銀砂子」と歌いたくなるような夜空を見つけるには どこに行けば良いのでしょうか?

視力0.3でメガネを持たない私。
メガネを買ったら?と言われそうです。 


   




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