海外で買った時計
時計の修理のお持ち込みで 難しいのは
日本で取り扱われていない
ブランド品の 外装部品です。
外装部品とは ガラスやバンドのことです。
先日は 海外のお友達からプレゼントされた という時計
をお持込いただきました。
デザインも良いし 作りもとてもしっかりしています。
スポーツブランドとしては
名の通ったブランドの時計でした。
まだあまり痛んでなかったのですが
ウレタンで出来ているバンド部分に亀裂が入って
しまい まったく使えない状態です。
残念なことに
バンド取り付け部分の形状が特殊で
市販のバンドでは 対応できません。
写真はGショックですが これも特殊な取り付けです。
これは日本流通品ですので バンドお取り寄せ可能です
メーカーの純正を取り寄せするしか方法はありません。
今回の場合 時計輸入協会や時計組合そのほか
時計ルートからの情報は全くなく
スポーツブランドからの情報にたどり着くのがやっと
しかも 時計の修理は受けたことがないとのこと。
調べてみるが 時計をお預かりして なお数ヶ月かかるということでした。
ここまで 調べるのに2時間。
お客様にそこまでの内容を ご説明しましたが
納得されず 問い合わせはもうしない
ということで お帰りになられました。
きっと 落胆されたのでしょう。
お力になれず 申し訳ありません。
時計のムーブ(中身)であれば メーカーの数は
しれていますので 殆どの時計の修理が
可能ですが デザインが特殊なものは
私たちの力では
くやしいけれど どうしようもないことがあるのです。
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