冠婚葬祭パール 白は何歳まで?
ここ数日 お客様から同じような質問をお受けしています。
「白色のパールはいくつまで 着けていいのでしょうか?」
「気がついたら まわりのひと ほとんどが ブラックパールを
着けていて 少し あせりました」
などです。
このような質問は 50歳以上のお客さまから
お受けすることが多いようです。
一昔前まではアコヤ貝の白色が
パール市場の大半を占めていましたので
冠婚葬祭 いずれの時も 白色のパールを
着けるのが当たり前でした。
一般にブラックパールと呼ばれる黒蝶真珠(タヒチ真珠)は
1970年代になって市場に登場しましたが
当時は まだまだ希少価値のあるものでしたので
ごくごく稀にしか見ることができませんでした。
ここ10年ぐらいの間に
安定した生産のお陰で
とてもリーズナブルな お値段になってきたので
冠婚葬祭はもちろん カジュアルな装いにも
一般的に使われるようになりました。
黒蝶真珠や
ナチュラルカラーと呼ばれる少しグレーがかったパールが
急にもてはやされるようになりなったのには
次のような理由があると思います。
白色と同等のフォーマル感が出せるのに
カジュアルな場面にも対応できること
なおかつ 肌映りが良い事。
また 珠の大きさも 黒蝶パールの方が
全体的に大きな珠が多いので
二連のパールがタブーとされている 喪の場面でも
一連の黒蝶パールであれば
全体のバランスがとりやすい事 などが
人気の秘密ではないでしょうか。
おいくつになられても
白いパールは着けられて 大丈夫です。
でも いちど ブラックパールを着けられて
鏡を覗いて見てください。
新しい自分の魅力が見つかるかもしれませんよ
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