八角尾長時計
八角尾長時計
いかにも日本で作られた という
イメージの強い名前です
明治5年に現在の
定時法が制定され
アメリカのセス・トーマス社製の
このデザインの掛時計が大量に
日本に輸入されました
なんとなく懐かしい感じのする方が
いらっしゃると思いますが
明治7年に
全国の郵便局の常備用時計に指定された掛時計が
八角尾長時計だったのです
明治になって新しく時計の生産に乗り出した
日本国内のメーカーも
このデザインを採用したことから
警察派出所や小学校など
またたくまに全国に普及したようです
当然 昔は手巻き式の時計でしたが
この写真の時計は
八角尾長時計ではありますが
クオーツ式で 電池で動くようになっていて
時を刻むための振り子も
飾りとして使われています
時報もウェストミンスターチャイムや時打ちなど
3種類のタイプから選べます
文字盤の 下半分の位置にある
二つの穴も 当時の面影を再現するために
あえて 残したデザインになっています
「古きをたずねて 新しきを知る」
ということでしょうか
純和風のお宅はもちろん
和風モダンなお家に人気のようです
定時法に関する過去参考記事はこちらから↓
年賀状と干支と時計
時間の感じ方一年の長さ 不定時法
写真の時計
SEIKO 電波クロック
RQ205 ¥39,900ー
「ウェストミンスターチャイム+時打ち」
「ウェsウットミンスターチャイム+時打ち+四カ所打ち」
「時打ち」
のいずれか三種類の時報を選択
音量調節機能
「常時鳴らす」
「暗時鳴り止め」
「鳴り止め」
の選択式
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