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2009年07月14日
追い山と時計屋さん

七月十五日早朝の追い山で
博多祇園山笠はフィーナーレを迎えます
櫛田神社の塀には山留め(スタート位置)
を示す石版があります
午前四時五十九分 大太鼓が鳴り ここから
「櫛田入り」がスタート

このとき 櫛田神社境内の一段高い太鼓台で
「計時(けいじ)係」を務めるのが
博多区住吉の時計店の幸田昭男さんです
(福岡時計組合の仲間です)
追い山で時計が使われたのは
日露戦争時の明治38年から
ばらばらだった櫛田入りの時間を
5分間隔にするためでした
追い山では
各流れのタイムが発表されますが
幸田さんいわく

「タイムレースではなか。
追い山は前の山を追いかけるけん
追い山ったい
しかも追い抜きはご法度」
幸田さんのおじいさんの新平さんが
追いぬかれない間隔を検討して
出発は5分おきと決めたとか
博多祇園山笠と時計屋さんは
切っても切れない仲なのでした
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Posted by hanabusa at 15:01│Comments(7)
│時計雑学
この記事へのコメント
先輩
山笠と時計屋さんとのえにし、興味深く読ませていただきました☆
いよいよ、明日までですか?おつかれさまです。
にぎやかなお祭りの後は、寂しい感じがしますが
また来年を楽しみにしましょう。・・・来年こそは行きたいです^^
山笠と時計屋さんとのえにし、興味深く読ませていただきました☆
いよいよ、明日までですか?おつかれさまです。
にぎやかなお祭りの後は、寂しい感じがしますが
また来年を楽しみにしましょう。・・・来年こそは行きたいです^^
Posted by kiyomi at 2009年07月14日 21:41
多くのかたの力と知恵が
祭りを支えているのですね
私の同級生にも
山のぼせがいっぱいいます(笑)
祭りを支えているのですね
私の同級生にも
山のぼせがいっぱいいます(笑)
Posted by w_osake
at 2009年07月14日 22:03

*kiyomiちゃんへ*
「祭りのあと」は満足感と寂しさが交錯しますが
山笠が終わると本格的に夏到来!!
季節と共に生活させてもらってます(笑)
総支配人kiyomiさまも これから
ますますお忙しくなられるでしょうが
夏バテに気を付けてくださいね
「祭りのあと」は満足感と寂しさが交錯しますが
山笠が終わると本格的に夏到来!!
季節と共に生活させてもらってます(笑)
総支配人kiyomiさまも これから
ますますお忙しくなられるでしょうが
夏バテに気を付けてくださいね
Posted by hanabusa at 2009年07月15日 07:05
*w osakeさんへ*
何百年も続く魅力が山笠にはありますね!
「山のぼせ」さんは いつの時代も健在です(^^)
何百年も続く魅力が山笠にはありますね!
「山のぼせ」さんは いつの時代も健在です(^^)
Posted by hanabusa at 2009年07月15日 07:07
前の山を追うから、追い山なんですね!
初めて知りました!
初めて知りました!
Posted by iriek
at 2009年07月17日 21:53

*iriekさんへ*
追い山の語源は
同じ時計屋さん仲間の幸田さんから
伺いました
なるほど!!というネーミングですね(^^)
追い山の語源は
同じ時計屋さん仲間の幸田さんから
伺いました
なるほど!!というネーミングですね(^^)
Posted by hanabusa at 2009年07月17日 22:11
今年も無事奉納することができました。ありがとうございました。幸田時計店さんに決まった理由は堅実さと、どこの流れにも属さない為公正に計ってくれるでしょうとの思いと、うちの長老から教わりました。感謝です
Posted by 山のぼせ at 2009年07月21日 13:06