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2008年12月31日
除夜の鐘と時計の関係

今年もあとわずか
除夜の鐘の 音を聞きながら
静かに 一年を振り返りたいと思いつつ
毎年 バタバタと 年越ししています。
除夜の鐘と 時計の関係・・・
時計好きの方は
アッと思いつかれるかもしれませんね。
「時計も鐘も 時間をあらわすもの」
・・・正解!ですが もうひとつ つながりがあるのです。
鐘の一番上の部分
すなわち 鐘を吊す部分を「竜頭」と呼びます。
懐中時計の紐を通すための 金具の形と役目が
お寺の梵鐘の 「竜頭」と 似ていることから
最初は この金具のことを「竜頭」と呼んでいました。
それが いつのまにか 「竜頭」の近くにある
針を廻すための 「つまみ」のことを「竜頭」と
呼ぶようになって 今では 腕時計の針回しの「つまみ」
のことも 「竜頭」と呼ぶようになったのです。
ちなみに 海外では 王様の冠に形が似ていることから
「クラウン」と呼ばれています。
これも 懐中時計の「つまみ」の位置が
12時の方向に あったことが 大きく影響しています。
そんなこと、あんなこと ブログのおかげで
再認識できる時間が持てたことに感謝しつつ
一年を 終えたいと思います。
おつき合いして下さった 皆様ありがとうございます。
どうぞ 良い年を お迎え下さい・・・。
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Posted by hanabusa at 09:00│Comments(0)
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