技能士の机

hanabusa

2009年02月13日 09:01


机に突っ伏して 泣いているわけではありません。



只今 時計の修理中です。




細かい作業を長時間続ける技能士さんの
作業机はご覧の通り かなり高さがあります。




今日と明日は
時計修理技能士の
実技試験(九州中国地方)がおこなわれます。




試験会場は各地域によって様々でしょうが
専門の机があるわけでなく
会議用の長テーブルで
実技をしなければならないところが 多いようです。




通常の机の高さ(70cm前後)で
時計の修理に臨むのは
かなり 厳しい・・・ 





そこで・・・・




数年前に 一級時計修理技能士に合格した
ハナブサの山崎は
当時 こんなものまで 作ってしまいました。





もともと器用な人なので
こういった工作はおちゃのこサイサイ 




高さ18cmの頑丈な4本足の台で
前面には 部品が落ちないよう衝立まであります。
これを会議用テーブルの上に置けば
作業に最適な高さになります。





修理に最適な机の高さというものを体得し
試験の要項を熟読。




持ち込み OKを確認してマイデスクを作るなんて
試験に対する情熱と
かなりの練習を積んだ者にしか出来ない
発想と思います。




試験当日は 奥様の内助の功で 
マイデスクの搬入もスムーズに




そして 実技試験もスムーズに合格しました。






ハナブサ自慢の技能士のひとりです。
    (写真は山崎では ありません)



 





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