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2011年06月04日
江戸時代の時計修復、修理開始
ハナブサでは毎年6月10日の【時の記念日】に
江戸時代の大名時計(櫓時計)を一般公開してます
そこで
ハナブサ・時計修理技能士は今年も
時計の調子を整え江戸時代の音色を皆さまに楽しんでいただくため
時計の調整をすることになりました
ところが!!!!!
時計の紐がとうとう切れてしまった
のです
通常の時計修理ではもちろん組紐(くみひも)など
使用しませんので大変です
ネットで「組紐」で検索し
見つけたのが 京都の「伊藤組紐店」さんです
組紐の切り売りと特注製作まで受付ていらっしゃいます
特注製作では「時の記念日」までに間に合いそうも
ないので ひとまず 江戸打という
既製品の切り売りをお願いしました
色の名前が素敵ですヨ!
写真の紫色は「焼け紫」と表現されていました
落ち着いた色合いが
400年前の時計にもしっくり馴染んでいますネ
この組紐で試運転をして
うまく時を刻んでくれれば 良いのですが・・・
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Posted by hanabusa at 18:16│Comments(2)
│時計修理技能士
この記事へのコメント
仕上がりはしっくりきてますね!あとは動けば良いのですが...
Posted by iriek at 2011年06月04日 23:36
*iriekさんへ*
そうなんです!
見た目はバッチリです
ひとまず動いてはくれましたが
理想を言えばもう少し緩く編んだ紐の方が良いようです
特注品は既製品の10倍から20倍の費用と
日数が!!!ゞ(´Д`q汗)+・.
そうなんです!
見た目はバッチリです
ひとまず動いてはくれましたが
理想を言えばもう少し緩く編んだ紐の方が良いようです
特注品は既製品の10倍から20倍の費用と
日数が!!!ゞ(´Д`q汗)+・.
Posted by hanabusa at 2011年06月05日 17:28