› ハナブサ 時と宝石のブログ › 宝石雑学

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



Posted by スポンサー広告 at

2017年04月18日

ダイヤネックレスのチェーンは取り外せない?

ダイヤネックレス・専用チェーン

宝石店でネックレスをお買い求めになられる時、ペンダントトップのみではなくチェーンも一緒に販売されていることが殆どです。
「ペンダントトップのデザインや大きさに合わせたチェーンをご提案するため」だったり
「すぐに試着でき、イメージが掴みやすいから」だったり。
そしてもうひとつicon53シンプルなデザインやサイズが小さなペンダントトップに限られる理由が「ペンダントトップを落とさないようにするためチェーンを取り外せないように作られている」ということです。

ネックレスを着けたり外したりするとき、何かの拍子にチェーンを落としてしまい片方の手だけで持ったりすると、トップがするりと抜け落ちコロコロコロ・・・・icon196
シンプルなデザインのペンダントトップであれば思いもかけないところまで飛んでいってしまいます。
そういった悲劇からダイヤを守る為に、殆どのダイヤネックレスはチェーンが外れないように作られています。

それでも「同じようなチェーンは沢山必要ではない!」と思われる方に、チェーンの取り外しが可能なデザインをご紹介させていただきますicon105
コロコロ転がらないようにアシンメトリーなデザインにしたり、角ばらせたりする方法です。icon15

ダイヤネックレス

ダイヤの縦爪めリングからのリフォームです。
ダイヤをぐるっと取り囲むデザインはダイヤを大きく見せてくれます。
チェーンを通すところもデザインの一部にして比較的太いチェーンも綺麗に取り外しが可能になります。

上の写真のリフォームより使用するプラチナの量が多くなりますので、リフォーム料金も若干高くなりますが、ネックレスにボリュームを持たせたい場合にお勧めです。

  


  


【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



2016年08月17日

金メダルの価値~5億7000万円?



連日熱戦が繰り広げられているリオオリンピック。
いささか寝不足気味~~~~な方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

オリンピックの度に金メダルをお金に換算すると・・・という記事が必ず登場しているような face11
春や秋の叙勲の勲章の価格はあまり取沙汰されないのに「金」という言葉の魔力でしょうか? 

今回のメダルはオリンピック史上一番重い金メダルと言われています。
直径8.5cm 500g
IOCの規定では 6g以上の金が使用されていることが条件だそうです。
・・・ということは メダルは純金ではないので、換金しない方がよいということになります。
←当たり前デスネ


ところが!
同じメダルでもノーベル賞の金メダルがオークションにかけられたことがあります。

受賞者が存命中にメダルを競売にかけたのは初めてで当時話題になりました。
NAの二重らせん構造の発見者でノーベル賞を受賞した研究者のジェームズ・ワトソン氏です。
このときの落札価格が5億7000万円。ロシアの富豪・ウスマノフ氏が落札しました。

この話には続きがあります。icon97
ウスマノフ氏は「卓越した科学者がその功績を表彰するメダルを売 却するような状況は受け入れ難い」「ワ トソン博士の功績は、私の父親の死因となったがんの研究に寄与した。 」
としてメダルをワトソン氏に返却しました。
かっこいい~~~

オリンピックのメダリストも入賞者も一過性にもてはやすのではなく、生涯にわたってその能力を活かしていける環境づくりが出来る社会になれば素晴らしいですネ!

 
  


【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



Posted by hanabusa at 13:58Comments(0)宝石雑学

2016年08月04日

川遊びとダイヤモンド(ユーレカ)~南アフリカの希望



夏休みicon01 川遊びを楽しむ子供たちの姿が微笑ましいですねicon67

そこで 本日は川遊びとダイヤモンドのお話しデス

リチャードバートンがエリザベステーラーに贈った「ティラーバートン」face05
それを所有するものに不幸が訪れる「ホープ(呪い)ダイヤモンド」icon196
など・・ダイヤモンドには それを取りまく逸話から 名前をつけられたものがあります。
その中で「ユーレカEureka」と名付けられたダイヤモンドの逸話は、小さな子どもが川沿いの石を見つけたことから始まります。

1866年 川沿いで不思議な石を見つけ、おもちゃとして妹にプレゼントしました。
けれど ガラスと擦り合わせるとガラスに傷がつきもしや??
ということで都会の地質学者へ郵送icon30
すると・・・21.25カラットのダイヤモンドということが確定したということです。icon97
これが 南アフリカで最初に発見されたダイヤモンドです。
これがきっかけで南アフリカはダイヤモンドの生産国(現在世界8位くらい)になりました

ユーレカはギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われるそうです。
日本語に訳すと「やった~~」「分かったぞ」「見つけた」となるようですが、
この夏 子どもたちはどんな「ユーレカ」を叫ぶのでしょうか?
どんな小さな発見も一緒に喜び、感動を共有してあげたいものですねicon64


 

  


【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



Posted by hanabusa at 10:56Comments(0)宝石雑学ジュエリー

2016年08月01日

お盆に「ふさわしい真珠」と「ふさわしくない真珠」

グレーパール


もうすぐお盆ですね
お葬儀など急な出来事の場合は真珠のネックレスを着けていなくても、突然の事なので・・・face11と周りにも自分自身にも言い訳が出来るのですが、お盆となるとそうはいきません。
故人を偲び、ご先祖さまへ想いを馳せる大切なセレモニーですから、大人のマナーはおさえておきたいものです。

【ネックレスの長さ】
42cm程度の喪服の襟に添う長さが最適です。
この長さはネックレスの基準サイズとされていますが、お顔立ちや首の太さでこれより短くしたり長くしたりご自分に最適な長さをお選びください。
もちろん、店頭ではスタッフがアドバイスさせていただきます。

ただし60cm以上のセミロングタイプはNGicon77
「悲しみが長く続く」と言われたり、揺れる→踊ると連想させてしまうので 悲しみの席には着用しないでください。
2連になっているものも「悲しみが重なる」と嫌われます。

【珠のサイズや形】
大きすぎず、小さすぎず・・・
いかにも日本的ですが、お顔立ちや体格に合わせたサイズ選びガポイントです。
変形したバロック対応や形が不揃いなものは、カジュアル感が強くなってしまうのでNGです

【珠の色】
白、グレー、黒からお選びください。
ゴールデンパールやマルチカラー(色々な色が混ざっているタイプ)などのカラーパールは華やいだ印象が強くなります。結婚式やパーティーでご使用ください。

【デザイン】
真珠のみのスタンダードなデザインで。
真珠と他の宝石を繋げているようなデザインはお避けください。
止め金具もシルバー色のシンプルなものに。




  


【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



Posted by hanabusa at 09:03Comments(0)宝石雑学ジュエリー

2016年07月02日

♪笹の葉さらさら♪ の「すなご」とは

天の川

童謡は正式な題名が分からなかったり、歌詞を間違えて覚えていたりface11が意外と多いようですが、「たなばたさま」の歌詞は短くても季節限定で歌われるせいか意味不明でもスルーされているようです。

♪ ささのは さらさら のきばに ゆれる
おほしさま きらきら きん ぎん すなご ♪

♪ ごしきの たんざく わたしが かいた
おほしさま きらきら そらから みてる ♪

ひらがなで頭に入ってくると 余計に分かりにくいface13ですが、

♪ 笹の葉 さらさら 軒端に揺れる
お星様 きらきら 金銀砂子 ♪

ですので・・・hanabusa的には「金銀砂子」に注目icon67
コトバンクによれば・・・
砂子とは
1 砂。いさご。まさご。
2 金銀の箔を細かい粉にしたもの。蒔絵 (まきえ) ・色紙 (しきし) ・襖紙 (ふすまがみ) などの装飾に用いる。
だそうです。


↑以前 お仏壇のクリーニングの浄美堂さんとのコラボで作った金箔ストラップ。icon100
息を留めて作業しないと飛んでいっってしまう軽くて繊細な金箔。
それをさらに 細かくした粉が「砂子」
確かに砂より小さいし、軽いicon67

この歌は昭和16年3月発行の『うたのほん』 国民学校初等科第二学年用に掲載されそうです。
今よりずっと ずっと夜空に星が輝いていた時代
天気の良い日の 天の川は 天から星がきらきら降ってくるように輝いていたのでしょう。
「金銀砂子」と歌いたくなるような夜空を見つけるには どこに行けば良いのでしょうか?

視力0.3でメガネを持たない私。
メガネを買ったら?と言われそうです。 icon196


   



  


【ランキング参加中!ブログを応援して頂ける方、下記バナーを“ポチッと”お願いします。】
にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へにほんブログ村 ファッションブログ ジュエリーへ



Posted by hanabusa at 19:21Comments(0)宝石雑学